5月29日 単行本が発売されます。
「寝たきり社長 佐藤仙務の挑戦」 著者:塩田芳享
Amazonにて予約受付開始 http://amzn.asia/3ZKlAH3
著者の塩田さんは、ジャーナリストでもありテレビ番組制作にも携わっておられます。
塩田さんは、僕のことを障害者だからといって「特別」扱いされません。
厳しいこともバンバン言ってくださいます。
僕を「寝たきり」「障害者」「社長」だからではなく「一人の人間」としてみてくださっています。
この作品では、僕がなぜ「寝たきり社長」として世の中に出たのか?
それを暴いてくれています。
僕では書けない視点で、僕のこと、
障害者のことをリアルに伝えてくださっていると思います。
「障害者のイメージが変わる」
「障害はハンディではない、武器になる」
そんな作品になっていると思います。
「障害者」がどう生き、どう働き、才能をどう開花したら良いのか。
そのヒントが詰まっている作品です。
「障害者」のことを深く知りたい方は、
ぜひ手にとってみてください。
塩田さんとは、3年ほど前に出会いました。
当時23歳の僕は、「夢の扉+」という番組に出ることが夢でした。
その番組では、教授、研究者、有名な社長などが取り上げられていました。
僕は、Facebookで塩田さんが「夢の扉+」のディレクターをされていると知り、
思い切って塩田さんに連絡を取ってみました。
塩田さんに頼んだからといって、正直最初は番組に出られるとは思っていませんでした。
けれど、大切なのは「行動すること」。
すると、丁寧にお返事をくださいました。
その数日後に東京に行く予定があることを伝えると、
なんと会ってくださることになりました。
(2015年2月、塩田さんと東京で初めてお会いした時の様子)
会って話してみると、やはり「番組出演は難しい」という話になりました。
僕は「じゃあ、どうしたら出ることができますか?」と聞いてみたら
塩田さんは「一緒に考えよう」と言ってくださいました。
そして、なんと翌年、「夢の扉+」に出演することができました。
本当に夢のようでした。
番組出演後も、塩田さんとの付き合いは続きました。
僕は、塩田さんといるとモチベーションが上がります。
一人の「経営者」として見てくださっているからかもしれません。
障害者だからといって、待っているだけでは仕事は取れません。
自分から動かなくては。
「障害者」というハンディを「武器」にする。
それが、僕の仕事のやり方なのかもしれません。
5月22日・火曜夜10時
日経スペシャル「ガイアの夜明け」 出演予定です!(塩田さんディレクター)
佐藤仙務
(ライター:朝倉美保)