障がい者ICT支援サークル「YELLTECH」with 椙山女学園大学

現在、椙山女学園大学の先生・学生と一緒に、障がい者ICT支援サークル活動をしています。
サークル名は「YELLTECH

僕は、「YELLTECH」のアドバイザーを務めております。

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(椙山女学園大学で行われた、第一回目の当事者支援)

「YELL」は「応援」、「TECH」は「テクノロジー」の意味です。

サークルの目的は、「最新テクノロジーで障がい者を応援する」こと。
現在、取り組んでいることはパソコンの「視線入力」です。

(佐藤が闘病中、初めて視線入力Orihime eyeを使った時の映像)

椙山女学園大学とのご縁は、Facebook。(Facebook様さま、です笑)
僕の2017年度の目標が「大学とのネットワークを作る」だったのもあり、いろんな方とコンタクトを取らせていただきました。

その中で、「対等にお話をしていただけたな」と感じた先生と出会うことができました。
それが、椙山女学園大学の名誉教授、中島先生でした。

そして、最初に大学へご挨拶に行ったときに「ICT支援活動をしてみたい」とお話ししたところ、
「サークル活動をしてみよう」というお話になりました。

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(2017年5月、初めて椙山女学園大学へお伺いした時の様子)

僕自身、顔と親指しか動きません。
身体は動かなくても、意思も考えもたくさんあるので、それを言語化できるツールとして「パソコン」を使っています。
だから、僕自身も、この「視線入力」を使っているところです。

今後、障がい者、障がい児にも、この「視線入力」を広めて行けたらいいな、と考えています。
「身体」「手」が動かなくても、マウスやキーボードが動かせなくても、「視線」だけでスラスラとパソコンが使えるようになります。

例えば、教科書をめくりたくてもうまくめくれない時、パソコン上でなら視線でペラペラめくることができます。ノートもパソコンで書くことができます。

そういうことを考えてみると、この「視線入力」は病院、支援施設だけでなく、特別支援学校にも導入できればいいな、と考えています。

(名古屋市立大学病院での視線入力デモンストレーション)

そのためには、資金援助が必要になってきます。
【資金・例】
・ICT福祉機器の購入費
・ソフトウェア開発費
・導入運用資金(デモの交通費・勉強会費など)

障がい者支援の一つとして、「寄付」をいただける方、企業さまがおられましたら、
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。ご連絡いただけると幸いです。

今後も、この進捗状況について、ご報告していきたいと思います。
「視線入力」を導入してみたい施設、学校がございましたら、ぜひお問い合わせください。

(文章:朝倉美保)

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